会社の財形を利用した貯蓄のすすめ

貯蓄で一番確実なのは、給与から天引きしてもらうことです。

以前、郵便局の定額貯金をしていましたが、毎月、給与振り込み口座から引き落として、窓口に振り込みに行くのも手間で、うっかり1カ月遅れて、2カ月分を支払ったりということもありました。

給与天引きにする場合は、財形制度を利用することをおすすめします。財形とは正しくは「勤労者財産形成促進制度」といい、福利厚生の一環として多くの会社で導入されているはずです。

財形のよいところは、出産やマイホーム購入など、人生の目標に向けて資産形成できるだけでなく、財形貯蓄残高に応じて、住宅購入の際に融資が受けられることです。

私が勤め先に入社した際は、最低1年の財形貯蓄が条件となっていましたが、貯蓄残高の10倍の金額を、住宅金融公庫(当時)から低利率で借りることができました。ちなみに、その1年は毎月3万円と2回のボーナス時に各10万円を天引きしてもらい、合計56万円の貯蓄額になり、560万円の融資を受けることができました。もちろん、それだけでは住宅購入資金のすべてをまかなうことはできませんでしたが、破格の利率で借りられた560万円にとても助けられています。

財形は通常の貯金と同じ感覚で、何度でも払い戻しすることができるので、まとまった金額が急きょ必要になった場合にも便利です。